日本オラクルは12月14日、オラクルの基幹業務アプリケーション最新版「PeopleSoft Enterprise 9.1」を2010年1月から提供すると発表した。
最新版は人材管理アプリケーション「PeopleSoft Enterprise 9.1 Human Capital Management」をまず提供し、その後財務会計とSCMアプリケーションの「PeopleSoft Enterprise 9.1 Financials and Supply Chain Management」を順次出荷する。
提供を開始するPeopleSoft Enterprise 9.1は、150社以上の顧客企業からの要求に対応。ユーザー画面を改良したほか、分析ツールやレポート機能で操作を容易にした。また、開発生産性の向上や導入、運用と保守などシステムのライフサイクル管理も拡充し、トータルでは1350の新機能が追加された。
今回の新製品Human Capital Managementでは、10月より提供されている小売、流通サービス業界の各店舗や拠点でのシフト計画を作成するアプリケーション、「Oracle Workforce Scheduling」との連携機能も提供。派遣・契約社員やアルバイトなどの人材開発・活用を高めることが可能となる。