日本オラクル（株）は、日本開閉器工業（株）がオラクルのビジネスアプリケーション「JD Edwards Enterprise One」を活用し、基幹業務システムをビッグバン方式で刷新したと発表した。
日本開閉器工業が同製品を導入したのは、海外展開の強化、世界でのシェア第1位獲得を目指した取組みの一環として、納期短縮を実現するため、受注生産から計画生産への生産方式の転換を決めたもの。
同社は、生産方式の転換をきっかけに全社的な業務改革を実行するため、長年使い慣れた基幹システムを全面的に「JD Edwards Enterprise One」ベースの新基幹システムへと刷新。新基幹システムは、グループ会社4社を含めた全体で会計、生産、受注、販売における一連のプロセスを一元管理することが可能。現在同社の生産する300万種を超える製品種別のうち、売上上位60％について、即時に納入できる体制を構築する。
4月から開始した新たな中期経営計画の展開の一環として、「JD Edwards Enterprise One」を最大限に活用し、従来の「技術」「品質」といった強みに、付加価値としての納期を加え、北米市場でのシェア拡大を目指す。
