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アイ・ロジスティクス/CEPA会社分公司を上海に展開

2005年08月28日/未分類

伊藤忠商事(株)の中核物流事業会社である(株)アイ・ロジスティクスは、子会社の香港法人が昨年10月にCEPA(中国・香港間の経済貿易緊密化協定)に基づき日系初の独資での物流会社「広州愛捷国際貨運代理有限公司」を設立した。広州新空港に4人の担当を配置し、日本人駐在員が管轄、日本向け直行便航空貨物取扱いで30%強のシェアーを取るなど、海上輸送を含めた国際輸送事業と倉庫運営事業を順調に進め、日系物流会社としては初めてとなるCEPA会社の分公司を8月に上海にて24名体制でスターする。アイ・ロジスティクスは、従来より上海に独資で「愛通国際物流(上海)有限公司」を経営しておりますが、現在の中国の規制では100%外資の物流会社には通関・輸送までを行える一級貨運代理免許の取得が認められていないため、開放予定の2005年末を待たず、上海にCEPA分公司を設立して国際輸送事業を中心に機能強化と顧客へのサービスの充実を目指す。CEPA分公司により、華東地区の顧客に対して、日本企業ならではのきめ細かいサービスの提供と、サービス料金の現地通貨での支払い、CEPA会社による国際フォワーディング事業と、他伊藤忠グループ事業会社による中国国内物流との連携により、総合一貫物流サービスの提供する。一方、深セン福田保税区においては新たに同じく香港会社100%出資の「愛通国際物流(深セン)有限公司」の認可を7月に取得し、保税倉庫業を中心に更なるサービスの強化を図る。この結果、同社の中国の拠点は5独資法人・3合弁法人・7事務所となり、点から面への展開を急ピッチで進めていくことにより、2008年には売上70億円を目指す。また同社は引き続き親会社である伊藤忠商事の物流部門の中国事業会社4社とのCo-workを強化し、これら全拠点・機能を活かした国際一貫輸送体制をより充実させ、中国進出日系企業にロジスティクス・ソリューションを提供する。

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