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関西汽船/平成17年12月期中間決算短信(連結)

2005年08月28日/未分類

関西汽船(株)の平成17年12月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

経営成績
同社グル-プは平成16年度から平成20年度までの5年間を実施期間とする「経営改善計画」に則り、平成12年から阪神/四国/中九州航路において実施している(株)ダイヤモンドフェリ-との業務提携の効果をさらに推進させ、ことし4月1日付で両社による共同営業センタ-「フェリ-さんふらわあ」を発足させた。

両社の営業部門・支店を再編・統合することにより、営業窓口・予約窓口の一本化、共通化等を通じてご利用のお客様の利便性とサ-ビスの向上を目指すとともに両社スペ-スの効率利用によって今後さらに収益の向上を図っていく。

業績は、旅客・乗用車輸送については需要の減少と共に船内営業分野においても低迷が続いたが、景気回復の動きを反映して国内物流関係は順調に推移した。

この結果、売上高は60億7千8百万円(前中間連結会計期間比1.0%増)となった。

一方、費用面では(株)ダイヤモンドフェリーとの業務提携を通じて航路運営の効率化を進めるとともに、各部門にわたり徹底したコスト削減等の合理化努力を重ねたが、燃料油価格の記録的な高騰の影響を大きく受け、経常損益は4億1千1百万円の損失(前年同期は4億1千7百万円の損失)となった。

また、特別損失として固定資産除却損1億円を計上し中間純損益は4億6千2百万円の損失となった。前中間連結会計期間比では、前中間連結会計期間に債務免除益14億円等を計上しているため、14億1千7百万円の減益となった。

セグメント別の概況
①海上運送業
売上高は51億4千2百万円(前中間連結会計期間比2.7%増、外部顧客売上高50億1百万円)で前中間連結会計期間を上回りました。費用面においては各部門にわたるコスト削減に努めたが燃料油価格の高騰の影響を受け、営業損益は前中間連結会計期間と比較して3千7百万円減益の3億9百万円の営業損失。
②飲食業、商品販売業(省略)
③その他事業
海運代理店業、一般貨物自動車運送業等が、売上高は6億8千万円(前中間連結会計期間比3.8%減、外部顧客売上高4億8千8百万円)で前中間連結会計期間を下回ったが、営業損益ではコスト削減効果により前中間連結会計期間と比較して1千1百万円改善し1千万円の営業利益となった。

通期の見通し
国内の輸送需要が伸び悩む中で他の輸送機関との競争がさらに激化するものと思われ、また原油価格が記録的な高騰を続けており厳しい経営環境が続くものと予測される。
同社グル-プは「経営改善計画」実行のため全社総力を挙げて取り組む。
なお、平成17年12月期の連結業績見通しは、平成17年2月25日に公表しました予想から修正し、売上高131億円、経常損失1億5千万円、当期純損失2億円を見込んでいる。

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