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アボットジャパン/三菱倉庫に物流アウトソーシング

2005年09月14日/未分類

アボットジャパン(株)と三菱倉庫(株)は日本国内における医薬品と栄養剤の流通サービスを12月1日より開始する契約を締結した。

本契約は、アボットが将来にわたって医療用医薬品と栄養剤の独自の販路を拡張することを可能とするもの。なお、大日本製薬(株)を通じて販売しているアボット製品は、現時点での影響はない。

アボットジャパンの代表取締役社長、ザヒール・ラフジは「三菱倉庫は、現在、医薬品業界において、有数の外資系と内資系製薬会社の製品の物流を行っている。この新体制は、アボットが医薬品の卸売業者に対して最先端のサービスを提供することを可能とする」と述べている。

アボットジャパンと三菱倉庫は、大阪市此花区と埼玉県八潮市に2物流拠点を設ける。三菱倉庫は22年以上にわたって医薬品物流を手がけており、その効率性と迅速な配送で定評があり、三菱倉庫の番尚志社長は「今回の契約の重要な点は、弊社が長年に亘り培ってきた医薬品物流業務の経験と品質が高く評価されたことです。ロジスティクス業務を通じてアボット社の更なる発展に貢献していくという、私達の使命をしっかりと果たしていく」とは述べている。

アボット・ラボラトリーズについて
広範囲のヘルスケアに基盤を置く世界的規模の会社で、新薬の研究、開発、製造を行うだけでなく医療用医薬品や栄養剤、医療用機械器具、医療用計測器、診断薬の分野における販売とマーケティングも精力的に展開している。総従業員数60,000人、130ヶ国で営業活動を展開している。

日本国内は、従業員数1,900人、製造及び開発ならびに医療用医薬品、栄養剤、医療用機械器具、医療用計測器、診断薬の販売とマーケティングを行っている。東京、大阪、福井、松戸に拠点を置く。

三菱倉庫について
業界の最大手として全国主要港、都市周辺の交通の要衝に高機能配送センターを擁する物流機能を配している。倉庫事業を中核として陸運、港運、国際輸送等を情報通信の活用により、グローバルに高度なロジスティクス・サービスを提供している。現在、医薬品配送センターは、全国で20社の医療関連会社と契約し27センターで運営を行っている。

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