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味の素/モーダルシフト率26.3%

2005年09月25日/未分類

味の素(株)は、グループCSRレポートで、CO2総排出量削減策として、国内商品物流部門で、モーダルシフトの取り組みが更に進展し、モーダルシフト率が26.3%に達っした。

味の素グループは1995年、輸送手段の多様化を主目的に、鉄道]ンテナ輸送の導入を始めた。

その後、CO2排出がトラックの8分の1という環境負荷の低さに着目、2000年以降はトラック輸送を鉄道輸送に転換する「モーダルシフト」を、物流の環境対策の中心として取り組んでいる。

2004年のモーダルシフト率は対前年度2.9ポイント向上の26.3%、500km以上の区間に限定すると45%に達っしている。

さらに、2004年8月には、トラック輸送が主流である中距離区間の往復で、パレット8枚分が積載可能な15フィートコンテナを導入。

年間CO2排出量は同区間輸送の約2,060トン-CO2に対し、約540トン-CO2の削減を見込んでいる。

2005年5月には国土交通省の「エコレールマーク」第一次認定企業に、環境に優しい鉄道貨物輸送に取り組む企業として、味の素(株)、味の素冷凍食品(株)、味の素ゼネラルフーヅ(株)が選ばれた。

このほか、味の素物流(株)グループの配送業務にかかわる数千台の車輌のうち、約15%が自社車輌(約500台)で、約85%は配送委託先会社の車輌のため、環境管理システムの一環として、配送委託先会社への働きかけが重要であり、他社車輌も含めたCO2排出量の把握が今後の課題となっている。

2004年度、グループ子会社の中央エ一ス物流(株)が、運送業者を対象にしたグリーン経営認証を取得。2005年度には、残りの7つの運送子会社でも取得を予定しており、配送委託先会社にも認証取得を勧めている。

味の素物流(株)グループでは2004年度、「ディーゼル車排ガス規制」への対応として25台の車輌をより排出ガスの少ない車輌に代替し、24台の車輌に粒子状物質の排出を抑えるP瞭低減装置を装着した。

2005年度には、46台の車輌を代替、5台に装置装着の予定で、規制対象車輌のほとんどが対応を終える。

また、運行記録計の搭載を計画する490台のグループ所有車輌のうち、408台にデジタル運行記録計を取り付け、低燃費運行によるCO2排出量削減、粒子状物質などの環境負荷物質の排出量削減によるエコドライブを推進している。

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