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佐川急便/安全対策を強化視界改善に小型セーフティトラック導入

2005年09月28日/未分類

佐川急便(株)は、日常の集配業務における安全走行をより確かなものにするため、ドライバーの更なる視界改善を図り、安全性能を向上させた新型トラックを一部導入する。

またドライバーへの安全運転教育の一環として、オリジナル機能を装備した「セーフティ・レコーダ」を全営業店に導入し、活用する。

運送事業者としてトラックの安全走行を実現するため、ドライバーの視界を可能な限り拡大したいという考えから、自動車メーカーと意見交換および研究・開発への協力を進めていたが、実用化された安全機能を装備した車両(3トン車、日野自動車製)を一部導入する。

フロントピラー断面を極限まで細くした「クリアビューピラー」を装備することで、視界を大幅に改善し、右折事故防止に貢献し、上下2つの曲率が異なるミラーにて車両近傍の視界を拡大し、遠方の被写体は大きく写す「ワイドビューミラー」を装備することで、左折事故防止に貢献する。

見通しの悪いT字路や交差点等で確実な視界を左右同時に確保できる「2方向カメラ」を装備し出会い頭の事故防止に貢献する。

さらに、パーキングブレーキ引き忘れを防ぐ「自走事故防止システム」を装備し、11月上旬より今年度末までに全国で22台導入する。

ドライバーの安全運転教育や事故の未然防止策、エコドライブ実践等の一環として利用することを目的に、(株)データテック製「セイフティレコーダ」をベースに佐川急便独自の安全対策をオリジナル機能として搭載した「セーフティ・レコーダ」が完成したのをうけ、全営業店に導入を決定した。

「セーフティ・レコーダ」の主な機能
(1)走行中、停止、駐車、後退の場所を記録(写真)し地図上に位置を表示(オリジナル機能)
(2)運転中の急ブレーキ・急ハンドルの箇所を起点に前20秒間、後10秒間の合計30秒間の映像を記録し、地図上に位置を表示
(3)(1)(2)は画像以外に住所、時間、速度を記録
(4)(1)(2)は地図上の記号から映像や写真を直接表示する機能を搭載(オリジナル機能)
(5)個人の運転状態について100点満点で運転診断を実施し、安全運転のため弱点の克服やエコドライブの実践に活用。また、個々のデータを月間の一覧で表示
(6)運行(速度、距離、時間)情報が取得でき、走行場所と直近の写真も表示が可能
(7)帰庫点呼時に瞬時に1日の運行ルート、バック回数、走行距離、最高速度の確認が可能
(8)パソコン操作が苦手でも、簡易画面で簡単操作を実現

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