プロロジスは9月1日、GICリアルエステート(シンガポール政府不動産公社GIC Real Estate.以下:GICRE)と日本において第2弾のファンドとして「プロロジスジャパンプロパティーズファンド2(ツー)」(以下:PJPF2)を組成することで合意した。同ファンドは第1弾のファンドと同様、主にプロロジスが開発した日本国内の物流施設を引き受ける受け皿として機能することになる。両社によるPJPF2への出資総額は、約7億5千万USドル(約825億円)となり、そのうちの80%相当をGICREが出資、プロロジスは20%を出資する。また、PJPF2の見込み投資総額は、約30億USドル(約3,300億円)となる予定。「プロロジスジャパンプロパティーズファンド2」組成の背景は2002年6月、プロロジスとGICREは、PJPF2と同じ出資比率(GICRE80%、プロロジス20%)による最初のファンド「プロロジスジャパンプロパティーズファンド1」(以下:PJPF1)を組成した。その後、国内における物流施設の開発と既存物件の取得が非常に順調に進んだため、当初の終了予定期間であった4年より早い、2005年度内にはPJPFの総投資限度額の上限である10億USドル(約1,300億円)に達する見通しとなった。この結果を受け両社は、今後も日本における先進的な物流施設の需要は引き続き高いと予想されることから、この度、再びPJPF1の2倍の規模となるPJPF2の組成を行った。なお、プロロジスは、現在約126万㎡の物流施設を国内において開発中または賃貸提供しているが、今後2009年までに現在の約3倍、総面積で約370万㎡の物流施設の開発を目標としており、PJPF2はその受け皿として活用される。また、プロロジスは、PJPF1と同様に、開発を完了しファンドへ移行された後の物流施設の資産管理・運営などアセットマネージメントを行う。
物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信
プロロジス/GICリアルエステートと日本国内での物流施設開発共同基金3300億円組成
2005年09月04日/未分類
未分類に関する最新ニュース
- LNEWS/2010年アクセスランキング (12月29日) 2010年12月29日 未分類
- 東洋ゴム/トラック用タイヤなど7%値上げ (12月13日) 2010年12月13日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/ガソリン混入軽油販売 (12月01日) 2010年12月01日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/11月の軽油卸価格1.2円上げ (11月30日) 2010年11月30日 未分類
- ロジスティクス手帳2011/販売開始、特別価格1800円 (11月25日) 2010年11月25日 未分類
最新ニュース
- スズケン/福岡県に物流センター稼働、設備投資60億円(12月29日)
- LNEWS/2010年アクセスランキング(12月29日)
- 日本貨物航空/韓国公取委の課徴金で、ソウル高等法院に訴状提出(12月29日)
- 花王/中国・安徽省に家庭用製品の生産拠点用地取得(12月29日)
- タケエイ/倉庫を取得(12月29日)
- ドイツポストDHL/カーボン・オフセットの輸送サービスが年間10億件に(12月29日)
- 象印マホービン/国内外の物流システム再構築(12月28日)
- モリト/適正在庫のグローバル化実現へ(12月28日)