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プロロジス/GICリアルエステートと日本国内での物流施設開発共同基金3300億円組成

2005年09月04日/未分類

プロロジスは9月1日、GICリアルエステート(シンガポール政府不動産公社GIC Real Estate.以下:GICRE)と日本において第2弾のファンドとして「プロロジスジャパンプロパティーズファンド2(ツー)」(以下:PJPF2)を組成することで合意した。同ファンドは第1弾のファンドと同様、主にプロロジスが開発した日本国内の物流施設を引き受ける受け皿として機能することになる。両社によるPJPF2への出資総額は、約7億5千万USドル(約825億円)となり、そのうちの80%相当をGICREが出資、プロロジスは20%を出資する。また、PJPF2の見込み投資総額は、約30億USドル(約3,300億円)となる予定。「プロロジスジャパンプロパティーズファンド2」組成の背景は2002年6月、プロロジスとGICREは、PJPF2と同じ出資比率(GICRE80%、プロロジス20%)による最初のファンド「プロロジスジャパンプロパティーズファンド1」(以下:PJPF1)を組成した。その後、国内における物流施設の開発と既存物件の取得が非常に順調に進んだため、当初の終了予定期間であった4年より早い、2005年度内にはPJPFの総投資限度額の上限である10億USドル(約1,300億円)に達する見通しとなった。この結果を受け両社は、今後も日本における先進的な物流施設の需要は引き続き高いと予想されることから、この度、再びPJPF1の2倍の規模となるPJPF2の組成を行った。なお、プロロジスは、現在約126万㎡の物流施設を国内において開発中または賃貸提供しているが、今後2009年までに現在の約3倍、総面積で約370万㎡の物流施設の開発を目標としており、PJPF2はその受け皿として活用される。また、プロロジスは、PJPF1と同様に、開発を完了しファンドへ移行された後の物流施設の資産管理・運営などアセットマネージメントを行う。

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