大丸／物流子会社、アソシアを日本郵政公社に株式売却

（株）大丸は、連結子会社である（株）アソシアの株式4万6千株、67.6％を日本郵政公社に売却する。アソシアは、大丸グループの調達物流・配送物流等の業務を担う物流事業会社として活動し、グループの物流業務の合理化、物流費の低減化に寄与してきた。しかし、以前から宅配業務で提携関係にあった日本郵政公社から同社への出資申し入れがあり、経営資源の選択と集中を推進する大丸にとって物流業務の合理化につながり、また同社の持つノウハウが日本郵政公社でも活用出来るなど、双方にメリットがあると総合的に判断し合意した。譲渡金額は6億4，998万円で、10月3日に株式売買約定日、株券引き渡し日。平成18年2月期において、単体・連結ともに約6億円の株式売却益（特別利益）を計上する見込み。日本郵政公社は出資により、公社として顧客ニーズに応えるため、トータルサービス提供することが可能となるとしている。トータルサービスは、商品等の配送を請け負う際に、商品の搬入・保管、荷造・梱包等の発送代行業務から、配達業務までを一貫して請け負う。（株）アソシアの概要商号：株式会社アソシア代表者：代表取締役社長熊崎良三所在地：大阪市城東区東中浜8-8-37設立年月日：昭和43年10月事業の内容：貨物運送業決算期2月末資本金34百万円株主構成：（株）大丸100％（平成17年8月末現在）従業員数1279名（平成17年2月末現在）最近事業年度における業績平成17年2月期売上高11，928百万円営業利益99百万円経常利益104百万円当期純利益54百万円総資産2，937百万円純資産583百万円