LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

凸版印刷/「ICタグ用ガラスアンテナ」開発

2005年09月14日/未分類

凸版印刷(株)は日本板硝子(株)、日本信号(株)と共同で、ディスプレイ什器に使用できる「ICタグ用ガラスアンテナ」を開発した。今回、ディスプレイ什器での使用を想定した2種類の「ICタグ用ガラスアンテナ」を開発し、本アンテナをディスプレイ什器に使用することにより、商品に貼付したICタグを店頭で読み取ることができ、リアルタイムで商品の店頭在庫管理データや、「どの商品が消費者によく手にとられるかなど」のより精度の高いマーケティングデータの収集が可能となる。棚板がガラス製であるスマートシェルフは、ガラスの持つ優れたデザイン性で、内装のおしゃれな店舗への設置に適している。これまでも金属製や木製のICタグを読取る棚はあったが、いずれの場合も棚板の外側にアンテナを追加加工して取り付けていたため、棚板の厚みが増したり、棚板間で店舗照明を遮るなど、外観上のデザイン性を求められる店舗の設置には問題があった。凸版印刷では今後、本アンテナを利用したスマートシェルフの提案を図り、特にファッション性が求められる小売業を中心に、流通業も含めて年末頃から販売を行っていく。目標販売台数は、2006年度500セット。製品の特長・ガラス製ディスプレイ什器に内蔵可能なアンテナを開発・「ループアンテナタイプ」と「デュアルアンテナタイプ」の2種類のアンテナを用意「ループアンテナ」は、ICタグと平行な状態での読取りに優れている。衣類など重ねて棚に展示・収納する場合の使用に適している。「デュアルアンテナ」は、ICタグの貼付方向に左右されず、検知が可能。あらゆる形状の商品を展示・収納する棚に適している。・商品の在庫管理が可能・精度の高いマーケティング情報の収集可能(商品がお客さまの手に取られた回数をカウントするなど)・既存のディスプレイ什器の棚板と交換するだけで簡単にスマートシェルフとしての利用が可能

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース