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凸版印刷/国際標準仕様に準拠したUHF帯ICタグ開発、サンプル出荷開始

2006年02月06日/IT・機器

凸版印刷(株)は、インターメック社から取得した特許技術ライセンスをベースにした設計ノウハウと、自社およびパートナーメーカーとで培った製造技術を組み合わせ、国際標準仕様である「EPC global Class-1 Generation-2」に準拠するICタグ「TOPPANRFIDUシリーズ」を開発、サンプル出荷を開始した。

製品の特長
・オリジナル設計のアンテナと、「EPC global Class-1 Generation-2」に準拠したICチップからなるインレットを使用。当面はラベル形状で提供。
・自社ノウハウを活用するとともに、インターメック社の優れた設計技術をICタグの構造デザインに反映し、優れた機能やコストを実現。
・同社および、パートナーメーカーと培った製造技術により、安価で安定的な供給を実現。
・海外でICタグを利用する可能性のある顧客は、インターメック社に直接ライセンスを得ることなく、インターメック社の特許技術を活用したICタグを利用できる。

製品バリエーション
3モデルの提供を予定
・長通信距離型
・汎用ラベル組み込み型(物流ラベル用)
・小型タイプ

今後は、2006年度の実案件での採用が決定し、さらに製品のモデルバリエーションの拡充するとともに、顧客のアプリケーションニーズに合わせたカスタマイズ、設計対応も行う予定。

UHF帯ICタグのリーダ/ライタメーカーとの連携による導入支援、今回のオリジナルUHF帯ICタグとともに、これまでのUHF帯ICタグ利用のノウハウや「TOPPANRFIDLAB953」での実環境評価などを活かし、顧客への高機能で安定的なUHF帯ICタグシステムの構築サービスおよび、発行ソリューションを提供していく。

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