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フェデックス/翌日配達サービスをインド発中国行き新ルートで開始へ

2005年09月21日/未分類

フェデックス子会社のフェデックス・エクスプレスは、インド.・デリー発中国・上海行きの路線を新設するとともに、翌日配達サービスを開始する。使用機材はMD-11貨物機。欧州からインド、中国、日本を経由してフェデックスの本拠地メンフィスを結ぶ東回りルートの強化策の一環で、フェデックスは近く、欧州-アジア間の週間貨物輸送量を現行の2倍の85万ポンドとする。同社は「現在、欧州発アジア行きの国際エクスプレスサービスはキャパ不足となっている。今回の新路線新設により緩和されることになるだろう。デリー-上海間の貿易は活発化しており、路線新設は荷主にとってメリットがある」としている。インドと中国はここ数年、経済的な依存度を急速に深めている。中国はインドにとっての2番目の貿易相手国であり、中国にとってもインドは上位10位以内の貿易相手国となっている。同社によると、両国間の貿易額は、2008年には200億ドルに達する見込み。同社は「インド発中国向けの輸出の伸び率は、ここ数年のインド全体の輸出の伸びの2倍以上で推移している。中国で中流階級が増えて消費文化も定着しつつある以上、こうした傾向は続くだろう」としている。フェデックスは今年初め、西回りの世界一周ルートを始めており、その際、航空貨物業界初の中国発欧州便(上海-フランクフルト間)を就航させている。今回の東回りルート便は、西回りルートを補完する役目を果たすと期待している。(翻訳)

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