フェデックスは、在庫管理・倉庫業務を主体とする会社「フェデックス・クリティカル・インベントリー・ロジスティクス」を設立した。主に高付加価値で緊急性の高い貨物の在庫管理を業務として行なう。
新会社のターゲットは、通信事業メーカー、半導体メーカー、バイオメディカル（生物医学）関連をはじめとするハイテク企業で、具体的にはパーツ管理やデバイスの保管、部品補充などを行なうとしている。部品交換などの受渡し業務については、病院付近やビジネス地区にあるフェデックス・キンコーズ（FedexKinko’s）の拠点も機動的に利用する。
同社幹部は「当社の得意とするジャスト・イン・タイムのサービスに対する顧客の注目度が増していることが背景にある。輸送ネットワークを生かすことで、あらゆる物流ニーズに応えられるカスタムメイドのサービス提供が可能になると判断した」としている。（翻訳）
