フェデックスは、フェデラルエクスプレスの平均運賃を3.5％値上げすると発表した。内訳は、標準リスト（スタンダード・リスト）の運賃を5.5％値上げすると同時に、燃料課徴金を2.0％引き下げるというもの。新運賃は、2006年1月2日から、米国内・米国発輸出のエクスプレスおよび通常貨物輸送に適用される。
またフェデックスは今年11月7日、フェデラルエクスプレスおよびフェデックスグランドの新たな小売窓口運賃について発表する。この新運賃は、米国内の有人のカウンター窓口で適用されるという。
フェデックスは運賃値上げの理由の詳細を明かしていないが、同社幹部は「今回の新運賃は、事業投資への当社の継続的な注力を反映したものだ」としている。
来年1月2日に導入されるこのほかの変更点としては、①郵便番号（ZIPコード）によって適用される特殊地域への配送課徴金について、貨物1小口あたり10セント値上げする②新たに導入する住宅地域への課徴金について、貨物1小口あたり2.10ドル値上げする――などとなっている。（翻訳）
