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本田技研工業/中国にパワートレイン系部品工場設立

2005年10月19日/未分類

本田技研工業(株)の中国での現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は、中国にて新たに四輪車用パワートレイン系部品の生産会社「本田汽車零部件製造有限公司」を設立する。

資本金は9,000万USドルで、全額を本田技研工業(中国)投資有限公司より出資する。新会社は、広東省佛山市南海区に新たに建設する工場において、四輪車用トランスミッションの他、ドライブシャフトやエンジン部品などパワートレイン系の部品を生産し、中国国内のホンダ四輪生産合弁会社へ供給する。2007年春の操業開始を目指し、当初の生産能力は年間24万基(トランスミッション)を計画している。

新工場は、稼動当初よりトランスミッション、ドライブシャフトの加工・組立とエンジン部品(クランクシャフト、コネクティングロッド)の加工を行うが、その後、現在日本から供給を受けているトランスミッション構成部品であるギアの加工や制御部品の生産工程も追加する予定。

中国での完成車生産の拡大に対応するトランスミッションの供給体制を整えるとともに、パワートレイン系部品の現地調達比率を高めることでコストダウンを推進し競争力の一層の向上を図る。

本田汽車零部件製造有限公司概要
設立:2005年10月
資本金:9,000万USドル(出資比率:本田技研工業(中国)投資有限公司100%)
投資総額:9,800万USドル
所在地:広東省佛山市南海区(広州市の西方約30km)
従業員数:約500名(稼動開始時)
生産開始:2007年春
生産品目:トランスミッション(AT/MT)、ドライブシャフト、クランクシャフト、コネクティングロッド
生産能力:24万基/年(トランスミッション)

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