エクセルは、米国に本拠を持つ医療機器・医薬品製造大手バクスターの欧州の貨物輸送に関する5年間の契約を受注した。
内容は、バクスターの西欧の各製造工場から発生する輸送業務の受託で、第二段階として、中・東欧、ロシアの輸送契約も視野に入れている。
エクセルは今回の受注を「4PL」サービスと位置づけている。同社によると、バクスターの計画や戦略的な側面にまで立ち入り、西欧地区内でのバイオ科学関連の医薬品、医療機器といった輸送の全体を管理、コントロールする内容となっている。
エクセルは2004年、バクスターのイタリア国内のプラントから西欧各地の物流センターへの輸送を管理するようになり、このときに両社の関係が構築されている。これを受けて今年5月、バクスター側が西欧、さらに中・東欧、中東、アフリカを含めた広範囲での輸送契約について打診があったという。(翻訳)