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DHLジャパン/大阪エクスプレスロジスティクスセンター開設

2005年10月19日/未分類

DHLジャパン(株)は、国内で2ヵ所目となる大型物流倉庫「DHL大阪エクスプレスロジスティクスセンター」(大阪市住之江区南港南2-4-43)を開設した。

エクスプレスロジスティクスセンター(以下:ELC)は、DHLが荷主企業のお客様に代わり、在庫管理や情報処理、国内外発送業務などの多様な物流業務を委託で行う大型物流倉庫。

電子部品や通信機器、精密機械を中心とした多様な部品・製品群の保管をはじめ、荷主企業の取引先の注文を受けてELCで保管している部品・製品を即座に出荷したり、荷主企業のエンドユーザーからの不具合品の回収・修理及び返却という一連のアフターマーケットの物流業務を代行するなど、企業のサプライチェーンマネジメントと緊密に結びついた幅広いソリューションを提供する。

さらにELC内は、24時間365日体制で稼動し、温度や湿度が一定レベルに管理されているうえ、監視カメラでの貨物の積み降ろし場所のモニタリングや、施設内への厳重な入出チェックなど徹底的なセキュリティー管理システムを導入し、高品質な環境が保たれている。

大阪ELCは、国内では2002年に開設された東京ディストリビューションセンター(東京都江東区)内にあるELCに次ぎ2ヵ所目で、床面積は東京ELCの約3倍となる約11,000㎡になる。

南港にある「プロロジスパーク大阪」の7階部分に位置し、最大40フィートのコンテナが走行可能なランプウェイによって、7階にあるELCのトラックヤードから直接搬入出が可能で、関西国際空港の補完的役割を果たす「南港航空貨物ターミナル」や「大阪南港ターミナル」にも近く、関西国際空港へも阪神高速道路で直結しているうえ、周囲は高速道路や幹線道路が発達しているなど、陸海空のあらゆる輸送手段へのアクセスにも大変優れている。

例えば、同日搭載する国際輸送貨物の出荷は、当日18時まで、日本国内へ翌日到着で送る貨物に関しては19時まで対応可能となった。

また、大阪ELCはDHLが世界中に戦略的に展開している合計18ヵ所のELCとともに、陸海空のあらゆる輸送手段を活用した世界最大の規模を誇るDHLの輸送ネットワークとリンクしているうえ、日本で約50ヵ所、世界では500ヵ所以上に配備している中小型物流倉庫「ストラテジックパーツセンター(通称:SPC)」とも連動している。

この連動により、出荷指示を受けた数時間以内に緊急配送できる輸送体制を構築し、ジャストインタイムなどのお客様のニーズに合わせたロジスティクスソリューションを提供している。

DHL大阪エクスプレスロジスティクスセンター概要
名称:DHL大阪エクスプレスロジスティクスセンター
開設日:2005年7月1日(金)
所在地:〒559-0032大阪府大阪市住之江区南港南2-4-43
最寄駅:南港ポートタウン線、南港東駅より徒歩1分
床面積:10,790㎡
建物概要:柱PC造、梁鉄骨造、免震構造、7階建
パレット数:約3,800パレット
棚数:約10,000シェルブ
その他機能:トラックヤードを完備し、10トン、20FT、40FTコンテナ車に対応可能
セキュリティーについてはCCTVを完備し、機械警備体制
エアコン、湿度管理完備

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