松下電器産業（株）は、半導体の最先端プロセス製品の生産能力増強に向けた、富山県魚津市の魚津工場新棟で、当初予定を前倒しして、65ナノメートルプロセスで製造する民生用システムLSIを世界で初めて量産出荷する。
新棟では、大口径の300mmウェハー採用に加え、65ナノメートルプロセスを前倒しで導入することにより、DVD、デジタルTV、移動体通信、SD/ネットワーク、イメージセンサー応用製品等に求められる生産性向上と高集積化を加速した。
2005年10月には、世界初となる65ナノメートル民生用システムLSIの量産出荷を開始する。
新棟概要
所在地：富山県魚津市東山800
投資額：約1,300億円
建屋：建築面積約23,000㎡、延床面積約77,000㎡
クリーンルーム：約12,000㎡(総面積)
生産品目：デジタル家電用システムLSI
生産能力：6,500枚/月（300mmウェハー/65nmプロセス）
生産開始：2005年10月量産出荷
