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三洋電機ロジスティクス/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年10月27日/未分類

三洋電機ロジスティクス(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

経営成績
家電量販店の3PL事業の取引拡大と運営効率化による利益確保に努めたほか、宅配・設置事業など3PL周辺事業に積極的に取組んだ。また、アジア各国との電気製品と部品材料の輸出入物流の拡大などに努めた。

以上の結果、当中間期の連結営業収益は22,058百万円。利益面も、3PL事業の運営効率化の実現による配送・構内作業原価削減や倉庫原価の低減などに努めた結果、営業利益は1,120百万円、経常利益は1,055百万円となり、中間純利益は606百万円となった。

事業別の状況
ロジスティクス・ソリューション事業
営業収益は、3PL事業の新規荷主開拓と既存荷主の貨物量増加、宅配・設置事業の拡大などにより5,668百万円。営業利益は、配送、構内作業原価削減などにより267百万円。

国際物流事業
営業収益は、アジア各国との電気製品および部品材料の輸出入物流の拡大などに取組んだが、売上契約のフィー方式への切替えが予想以上に進み3,899百万円にとどまった。営業利益は、原価率の低減が進み98百万円。

国内一般物流事業
営業収益は、部品物流、メーカー物流の取引拡大に向けた取組みを進めたが、一方で低収益事業の縮小を行ったため12,490百万円。営業利益は、運送原価率の低減に努めたことにより1,333百万円。

通期の見通し
今後の日本経済の見通しにつきましては、原油・原材料価格の上昇による影響は懸念されるものの、企業収益、個人消費は着実に回復しており、国内民間需要に支えられ景気は回復基調で推移するものと予想される。

物流業界においては、国内物流は、事業者間競争の激化、原油価格の高騰等により厳しい経営環境にありますが、物流効率化提案型事業者への物流業務移管(アウトソーシング)や、業界共同プラットフォーム構築物流事業者への業務集中など新しいビジネスモデルが成長過程にある。

一方、国際物流はここ数年大きな伸びを示している。

このような環境のもと、同社グループは事業の大きな柱として成長した3PL事業の周辺事業の拡大と収益力強化、部品物流事業のコア事業への育成、中国国内外の物流ネットワークの構築、物流ソリューションビジネスをリードする人材の確保・育成などを経営の重要課題として取組んでいく。

通期の業績見通しは、営業収益47,835百万円、経常利益1,874百万円、当期純利益1,037百万円を予定している。

また、配当金は当初の予定通り期末配当金を7円50銭とし、中間配当金と合わせて1株当たり15円。

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