住友商事(株)は、日本エンデバーファンド(有)(以下:NEF)と、国内最大規模のコイルセンターである谷本鐵鋼(株)の発行済全株式を譲受けることで合意し、株式譲渡が完了した。
NEFは、谷本鐵鋼の再建計画の一環として、谷本鐵鋼の発行済全株式と谷本鐵鋼に対する銀行貸付債権を取得していたが、谷本鐵鋼と約40年以上に亘る取引関係のある住友商事が、NEFより同株式と同貸付債権を譲受け、会長、社長以下の経営陣を派遣し、新日本製鐵等、関係各社の協力支援の下、谷本鐵鋼の経営改善並びに企業再生を進め。
住友商事グループは、谷本鐵鋼の大阪府、千葉県、広島県の国内主要市場3ヵ所の鋼材加工拠点/その年間60万トンの加工能力を加えることにより、加工拠点数11ヵ所、鋼材加工能力年間170万トンを有することが出来、国内鋼材事業基盤を拡大することとなり。