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ヤマトオートワークス/トラックボデー製造で北村車体と業務提携

2005年10月06日/未分類

ヤマト運輸(株)グループのヤマトオートワークス(株)は10月1日、(株)北村車体と、両社が保有するノウハウと調達力を相互に活用して、運送事業者の皆様へより高品質なトラック用ボデーを提供するために、北村グループ製ボデーをヤマトオートワークスへOEM供給することを含む業務提携を締結した。ヤマトオートワークスは、運送事業者様の「自家工場」として、事業用トラックの整備を始めとして新車の販売から廃車までを一括で管理し、車両管理にかかるトータルコストの削減を使命としている。特に平成16年からは、輸送ニーズに合わせた低コストで良質な車両を提供するために「架装事業」を開始し、高耐久なボデー「TCB」の企画や中古のボデーを再生して新車シャシに架装して販売するなど、日本屈指のトラックユーザーである経験を生かしたボデーの製品企画を行なっていた。従来は自社グループでボデー製造部門は持たず、各ボデーメーカーに生産を委託していたが、今後事業を加速させるうえにおいて、企画をより緻密に製造に反映させるためにボデーメーカーとノウハウをよりスピーディかつ緊密に共有していくことが必要であるとの判断から、また北村車体はヤマトのマーケティングデータと販売網を活用でき、この提携がお客様へのサービス向上に繋がると判断し、業務提携の合意した。業務提携の内容(1)トラック用ボデーのOEM取引北村車体はヤマトオートワークスの商標ならびに商号に基づいて、ヤマトオートワークスの仕様書に基づき、トラック用ボデーの製造を行なう。(2)中古のトラック用ボデー再生技術ノウハウの相互共有中古ボデー再生技術について、両社のもつノウハウを相互に提供することによって、より高品質な再生ボデーをお客様に提供する。これにより、お客様の新車購入コストの低減や環境負荷の低減に貢献する。(3)マーケティングデータ共有北村車体にとっては、従来ボデーの製造販売において、トラックユーザーの声が届く機会が少なく、製造に反映させることが困難な面があった。しかしヤマトオートワークスと提携することにより、トラックユーザーの声をダイレクトに製造に反映させることができるようになり、よりニーズに適合したボデー製作が可能となる。(4)ボデーの販売に関して北村車体が製造または再生したボデーは、ヤマトオートワークスの全国約70箇所の販売網を生かして販売することも可能。(5)トラック用ボデー部品・鋼材等の共同調達ステンレス等の金属材料、保冷車・冷凍車用の冷凍機、ボデーに関する部品について共同調達を行なうことで、原価コストを低減させる。

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