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日産自動車/横浜工場の生産能力拡大

2005年11月06日/未分類

日産自動車(株)は、エンジン・サスペンション等の自動車用ユニットの主要生産工場である横浜工場(神奈川県横浜市神奈川区工場長:酒井寿治)の生産能力を拡大することを決定した。

これに伴い、昨年度からの投資110億円に加え、2007年度まで新たに157億円を投資する。

2007年12月までに、エンジンの生産設備およびサスペンション等の自動車用ユニット生産設備の能力を拡大し、将来の増産に対応するとともに、環境技術対応等のライン更新投資を行う。

この生産設備の拡大によりエンジンの生産基数は、43万基/年(2005年度予定)から68万基/年(2007年度)に引き上げられる。

横浜工場は、日産自動車発祥の地で、わが国初の自動車量産工場として1935年に稼動を開始した。1942年にはエンジン組立ラインが完成し、エンジン生産を開始した。1965年からは、エンジンおよびサスペンション等のユニット生産の専門工場として、グローバルの日産グループにおけるユニット生産工場のマザープラントとして成長している。

同工場は、いわき工場とならぶ国内主力エンジン工場として、操業以来、累計3,304万基(2005年9月現在)のエンジン生産を行ってきた。現在は、セレナなどに搭載されているMRエンジン、X-TRAILなどに搭載されているQRエンジン、シーマなどに搭載されているVKエンジン等を生産している。

今後、同社は、横浜工場をユニット部品の主要生産拠点として位置付け、またエンジン等自動車用ユニットのマザープラントとして日産グループ内のグローバル生産拠点への生産技術を展開する機能も充実させていく。

神奈川県には、横浜工場、追浜工場(横須賀市)、日産車体(株)湘南工場(平塚市)といった主力生産工場をはじめ、日産テクニカルセンター(厚木市・伊勢原市)、日産総合研究所(横須賀市)といった技術開発の主力拠点があり、神奈川県内の関係会社・販売会社をあわせ約30,000人の従業員を有している。

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