日産自動車は5月13日、産業機械事業の分社化の検討を開始し、2010年度中の分社を目指して準備に着手すると発表した。
産業機械事業部門はフォークリフトの開発、製造、販売を行っており、グローバル本社と座間事業所に事業所を置き、生産設備は、日本、米国、スペイン、スウェーデンに展開しており、売上高は613億円(2009年度実績)で、従業員数は2,520人(子会社含む、2010年4月1日時点)。
厳しい事業環境下で持続的に成長していくために、意思決定の迅速化と事業経営の機動力を高めることと、会社組織とすることで、経営の透明性も確立する狙い。
分社後は日産自動車の100%子会社とすることで、グループ内のシナジーを維持する予定。