（株）富士通ゼネラル2006年1月、中国有力家電グループ・江蘇小天鵝集団有限公司（以下：リトルスワングループ）傘下の無錫小天鵝中央空調有限公司（以下：リトルスワン）との合弁で、中国向けビル用マルチエアコン事業の新会社を設立し、営業開始する。
新会社は、富士通将軍中央空調（無錫）有限公司で、資本金は8,600千米ドル(約10億円)。出資比率は、富士通ゼネラル75％、リトルスワン25％。本社を中国江蘇省無錫市に置き、中国国内市場向けに、小型VRFシステム「Jシリーズ」などビル用マルチエアコンの製造・販売・アフターサービスを行う。
同社とリトルスワングループは、これまでも家庭用エアコンの委託生産およびモーター事業の合弁会社設立などで、広範囲にわたり友好的な協業関係を構築してきた。今回の合弁会社設立は、こうした信頼関係をベースに、提携関係をさらに拡大する。
新会社は、富士通ゼネラルからは代替冷媒技術・インバーター技術等の最先端技術の提供を受けるとともに、リトルスワンが現有する生産工場と中国全土に張り巡らされた販売網・サービス網を継承する。
新会社の概要
社名：富士通将軍中央空調（無錫）有限公司
登記法定所在地：中華人民共和国無錫市新区漢江路1号
代表者：新井一嘉（現(株)富士通ゼネラル社長室主席部長）
事業内容：ビル用マルチエアコン及びその部品、付属品及び関連商品の製造、輸入、及び中国国内への販売及びアフターサービス。
設立年月日：2006年1月営業開始（予定）
資本金：8,600千米ドル（約10億円）
従業員数：約250人
決算期：12月31日
出資比率：(株)富士通ゼネラル75％、無錫小天鵝中央空調有限公司25％
工場の規模：8,172m2
販売目標：5年後15,000システム
