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富士通ネットワークソリューションズ、日本オラクル/無線LAN位置情報管理システムで協業

2005年12月11日/未分類

富士通ネットワークソリューションズ(株)(以下:FNETS)と日本オラクル(株)は、無線LAN位置情報管理システムの分野で協業する。

FNETSが提供する「P-GetterWE(Wireless LAN Edition)」は、無線LANの通信インフラを活用し、人や物などの詳細位置情報や移動履歴を管理することができるシステム。

同製品は、屋内やGPSの電波が届かない密閉空間で、高精度な位置検知を基に位置データを図面上に表示することができる。

「P-GetterWE」ではオラクルデーターベース「Oracle Database10g」、そのクラスタ技術「Oracle Real Application Clusters10g」、ミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」を採用し、オラクルが提供する位置情報管理フレームワーク「RTLSフレームワーク:Real Time Locating Systemフレームワーク」を利用することが可能になった。

「RTLSフレームワーク」は「Oracle Database10g」と「Oracle Fusion Middleware」の機能を活用しており、位置検知データの取得から、位置データの表示、多種多様な検索機能を提供する。このフレームワークにより工場、倉庫、病院などの密閉空間における大規模な業務データを容易に位置情報と連携させることが可能。

今回、両社のシステム「P-GetterWE」と「RTLSフレームワーク」を連結させることにより、作業員数の多い工場の生産工程管理、多くのコンテナが出入りする倉庫や港湾、広大なエリアに置かれた自動車の販売店や駐車場、多くの人が利用するショッピングセンタやテーマパーク、駅、空港、病院などの公共施設、などの密閉空間で高い需要が見込まれる業務アプリケーションを対象に、両社協力して提案活動を推進する。

今後、FNETSと日本オラクルは同システムの拡販を目的としたプロジェクトチームの結成とプロモーション活動を行っていく。

FNETSが提供しているGPSやPHSを利用し屋外の位置情報取得を目的とした「P-Getter」についても、両社の連携を行うことを見据えている。

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