LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

東洋ビジネスエンジニアリング、日本オラクル/SOA分野の協業強化で専門組織設立

2007年10月02日/IT・機器

東洋ビジネスエンジニアリング(株)と日本オラクル(株)はSOA分野での協業を強化し、その一環として10月1日、東洋ビジネスエンジニアリングに「Oracle Fusion Middleware」を活用したSOA推進の専門組織を設立すると発表した。

東洋ビジネスエンジニアリングは、独自に開発した生産・販売・物流パッケージ「MCFrame」、有力IT企業9社のソリューションを「Oracle Fusion Middleware」のSOA基盤と連携させ、企業での内部統制対応の推進を支援するワンストップ・ソリューション「CONTROL2006」として2006年10月に発表するなど、日本オラクルと共同でミドルウェアを中心とするERP基盤領域に関する研究・開発・営業活動を進めてきた。

東洋ビジネスエンジニアリングでは、「Oracle Fusion Middleware」を活用したSOA推進専門組織である「オラクルフュージョンテクノロジーセンター」を設立、協業関係にある日本オラクルからの最新技術情報の提供に加え、東洋ビジネスエンジニアリング専門窓口の設置などの積極的な支援を受けながら、顧客のSOA基盤の構築を支援していく。

SOA(サービス指向アーキテクチャー)は、標準技術を利用してシステム間を疎結合することにより柔軟性の高い企業システムを実現するシステムアーキテクチャーで、内部統制とともに企業の注目を集めている。企業は激変する事業環境にすばやく対応することが求められ、今や事業経営に不可欠となった情報システムには、柔軟性と発展性を兼ね備えたアーキテクチャーが必要となっているという。

オラクルフュージョンテクノロジーセンター設立の狙いは、東洋ビジネスエンジニアリングのアプリケーションに関する知識・ノウハウと日本オラクルの製品技術を組み合わせ、柔軟性が高く、長く安心して利用できるシステムを企業に提供すること、としている。

東洋ビジネスエンジニアリングでは社内に検証環境を設置しており、ユーザー企業は導入時に東洋ビジネスエンジニアリングの検証成果を活用することができる。これにより、顧客企業は事前検討に要する時間の短縮化、投資リスクの極小化などのメリットを顧客企業は享受する。

同社では今後、機能検証、性能検証を重ね、技術ノウハウを蓄積するとともにサービスメニューの充実を図る。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース