リンナイ（株）は、ドイツの自動車部品メーカーのロバート・ボッシュ社と中国でガス給湯器、調理器の生産、販売をする合弁会社を設立する事業契約の締結を行った。
新合弁会社の社名は、上海林博熱能技術有限公司で、総投資額は6千万人民元（約8億8千万円）で上海市に計画し、平成18年4月より生産を開始する。
これはことし5月に発表したリンナイの株式50万株の譲渡に伴う戦略的提携のひとつ。
当面は、ボッシュ社開発の給湯器の生産とボッシュ社の海外流通網での販売を行うが、将来的には、リンナイの開発する給湯器、厨房機器の生産を行い、リンナイの流通での販売を計画している。
同社は、このボッシュ社との合弁会社で中国国内4箇所目の生産拠点となる。
新会社の概要
会社名：上海林博熱能技術有限公司
所在地：中華人民共和国上海市浦東新区浦東北路1520号
社長：田中真二、副社長：ステファンアイヒングルーン
総投資額：6千万人民元（約8億8千万円）
資本金：3千万人民元（約4億4千万円）
出資比率：リンナイ（株）60％、上海林内有限公司10％、BBTサーモテクニカネダーランド持株会社20％、ボッシュチャイナ投資会社10％
稼動予定：平成18年春
生産品：ガス給湯器及びガス調理器
生産台数：年間200,000台
