NECモバイリング(株)と(株)サトーは、食品に貼るシールに印刷されたQRコード(2次元バーコード)を携帯電話で読取り、生産者のホームページから食品の詳細情報を入手可能なサービス「ケータイサラダ」で11月から協業、全国で販売する。
NECモバイリングはケータイサイトASP「ケータイサラダ」を運営し、自動認識システムとシール・ラベル製造販売のサトーはQRコードを印刷した商品シール「シールdeQR」を販売しているが、今後両社の製品を相互に推進することで「食の安心」を求める消費者ニーズに対応し、トレーサビリティや商品の販売キャンペーンなどの用途で拡販が期待できるとしている。
「ケータイサラダ」は商品パッケージに貼ったQRコード付のシールを消費者がカメラ付の携帯電話で撮影することで専用のホームページサイトに誘導され、商品情報、キャンペーン情報、料理レシピ、トレーサビリティ情報などが提供される、という仕組み。
サトーはNECモバイリングのASPを活用することにより、ケータイサイトを安価に短納期でお客様に導入出来ることで、自社の強みであるサプライの販売と併せた営業展開が可能となる。
NECモバイリング(株)と(株)サトーは、この「シールdeQR」と「ケータイサラダ」の販売目標を2006年3月までに累計300システムとしている。