データ・テックは、日本国内で業務用車両の安全・省エネ運転をサポートするセイフティレコーダ(以下:SR)を販売しているが、欧州でも利用できるSRネットワークシステム「The SAFE corder Online Hosting System」を開発した。
SRは、振り子の原理を利用した加速度計(アクセル、ブレーキ、速度・ハンドルのムラを計測)、カーナビゲーションシステムなどで利用されているジャイロ(ハンドル操作を計測)と、GPS(停止位置、行き先、走行経路、速度を計測)を内蔵しており、車両電源を接続するだけで利用することができる。
収集したデータは、メモリースティックに保存するとともに、欧州の移動通信網GSM対応のGPRSパケット通信モジュールでドイツ国内に設置したサーバーに送信する。
インターネットで車両の現在位置とSR解析結果(運転診断、危険挙動、運転日報など)を見ることができるので、国や地域を限定することなく、車両や運転者の状況が把握できるため、複数の国々を越えて運行する欧州では有効的となっている。
言語は、英吾、ドイツ語、オランダ語、日本語に対応しており、日本からでも見ることができる。
メモリースティックのデータをパソコンからインターネット経由でアップロードして解析することもできるので、GPRS通信モジュールを接続しなくても利用することができる。
販売とメンテナンスは、ドイツの代理店が行っている。
なお、9月9日から東京ビッグサイトで開催されている「国際物流総合展2008」に出展している。
■問い合わせ
データ・テック 営業本部
TEL03-5703-7060
http://www.datatec.co.jp