ユニ・チャーム（株）と韓国の企LGグループ傘下の上場会社LG（エルジー）生活健康は、韓国において合弁事業を開始する。
両社は、2005年10月25日にすでに総販売代理店契約を締結し、11月1日より、LG生活健康によるユニ・チャーム製品（生理用品「ソフィ（Sofy）」、ベビー用トレーニングパンツ「赤ちゃんセルフ（Agiself）」等の独占販売を開始していた。
今回の合弁は、両社がより強固なパートナーとして一体となり、韓国市場での事業拡大を推進することを狙いとしている。
ユニ・チャームは、ベビー用紙オムツ・生理用品・大人用失禁用品などの不織布吸収体ビジネスで、アジア地域でシェアNo．1、グローバルでトップ3の獲得を目指しており、今回の取り組みによって、目標達成への加速をさらに図っていく。
ユニ・チャームは、現地法人であるユニ・チャーム韓国にLG生活健康から49％の出資を受け入れ、経営トップと営業スタッフ、マーケティングスタッフを増強して、両社で経営基盤強化を図り、社名も「LGユニ・チャーム（株）」に一新して、ユニ・チャームの連結子会社として合弁事業を開始する。
合弁会社の概要
会社名：LGユニ・チャーム（株）
所在地：ソウル特別市永登浦区
資本金300億ウォン（約30億円）
出資比率：ユニ・チャーム51％、LG生活健康49％
代表者：代表取締役社長車錫勇（チャソクヨン）(株)LG生活健康代表取締役社長兼務
取締役副社長李斗煥（イドゥファン）現ユニ・チャーム韓国(株)代表取締役社長
従業員数100名
事業内容：生理用品、ベビー用紙パンツオムツ等の製造及び販売
事業開始予定：2006年2月
売上目標：2010年度、1,000億ウォン（約102億円）
