ラオックス(株)と、(株)エスビーエスは、業務提携を行い、一般消費者と両社の顧客に対する付加価値の高い新サービスを提供できるスキームを創造し、両社の事業拡大を目指す。
業務提携の内容では、平成18年6月から、ラオックスの総合物流センターの運営と店舗配送業務を、エスビーエスが、全面受託する。
この受託に際し、センター運営及び店舗配送をエスビーエス子会社の東急ロジスティック(株)、物流システム設計をエスビーエス子会社の(株)AT&Cが担当する。
エスビーエスグループが全面的にラオックスの物流オペレーションの高効率化をバックアップする態勢が確立される。
なお、東急ロジスティックは平成18年1月より、ティーエルロジコム(株)に商号変更する。
さらに、ラオックスが長年培ってきた家電取付けの技術及び高品質のサービスと、エスビーエスグループが展開する(株)ダック(エスビーエスの連結子会社)を始めとする引越し事業チャネルを融合させ、従来他社が提供してきた引越し時の家電取扱サービスに較べ、より高品質なサービスを提供する合弁会社を設立する。
ラオックスの家電販売チャネルとエスビーエスグループの引越し事業を中心とする物流チャネルを相互に活用することにより、家電と引越しをパックで販売できる新事業を展開する。
また、ラオックスの家電販売に伴い、お客様より発生する廃家電を、エスビーエスグループの環境事業部門である子会社の(株)総合物流システムにより再資源化する事業を両社の協力により、展開する。
基本契約書の締結を平成17年12月26日に行い、合弁会社を平成18年4月に設立し、平成18年6月に事業を開始する。