住友電工フィールドシステム（株）は2006年1月、配送計画システムのパッケージソフトウェア「配送デス」の新バージョンを出荷開始する。
「配送デス」は配送やメンテナンス業務など車両が巡回する業務に携わる企業において、コスト削減や顧客サービス向上、CO2削減に寄与し、数多くの導入実績を持っており、新バージョン（V3R7）では、立案速度の大幅な高速化と現場ニーズを反映した機能を追加したことでより使いやすいソフトウェアになった。
新バージョンの特長
1．立案速度の高速化
ソフトウェア全般にわたって大幅にチューニングを加え、立案精度を落とさず計算速度をアップし立案時間を従来比1／2と大幅に短縮した。これにより大規模な配送シミュレーションや直前のオーダー追加による再計算にもますます快適に利用していただくことが可能になる。
2．現場ニーズに対応した機能の追加
2－1．拠点出発時刻対応
製造現場の製品仕上がり時刻を考慮した拠点出発時刻の設定が配送計画に反映できる。例えば、食品加工センターの食材や印刷会社の印刷物など配送時刻以外に仕上がり時刻も計画に考慮しなければならないケースでは本機能により運用に合わせた立案が可能。
2－2．遠くから配送する計画
配送現場では様々な経験則から配車を行っている。その一つが、渋滞を回避出来る早朝や深夜の時間帯に最も遠い地点へ最初に配送し、その後は拠点に戻る途中に配送ルートを設定する考え方。運行時間や時刻指定などの制約を考慮しつつ、「遠くから配送する」計画も立案することが可能になった。
全車両への荷物均等割付機能や複数回転（マルチトリップ）の回転数指定、1回転（運行）あたりの稼動時間の上限設定など、現場ニーズに対応した機能を数多く付加した。
詳しい内容は下記アドレスを参照。
http：//www.sefs.co.jp/its/logistics/
問い合わせ
住友電工フィールドシステム（株）
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