中外製薬(株)は5月1日、中外製薬の宇都宮、浮間、鎌倉、藤枝の4工場に関する生産機能を会社分割により中外製薬の子会社である中外テクノビジネス(株)に分社化する。
本会社分割は、中期経営計画「Sunrise2010」の重要課題である生産体制再編の一環として行うもので、今後は分社化による価値の最大化を図るべく、自社技術の維持・強化とコスト効率の追求に向けて取り組んでいく。
分割方式は、中外製薬を分割会社とし、中外テクノビジネスを承継会社とする分社型の吸収分割を予定し、本会社分割に先立ち、ことし4月1日付けで、承継会社となる中外テクノビジネスの商号を中外製薬工業(株)へ変更する。
本会社分割後の承継会社の概要(予定)
会社名:中外製薬工業(株)(2006年4月1日変更予定)
設立年月日:1988年2月5日
分割の日:2006年5月1日
本社所在地:東京都北区浮間5-5-1
工場:宇都宮工場(栃木県)、浮間工場(東京都)、鎌倉工場(神奈川県)、藤枝工場(静岡県)
代表者:未定
資本金:8,000万円
総資産:未定
従業員数:約1,000名
事業概要:医薬品の受託製造
主要製品:エポジン、ノイトロジン、アルファロール、シグマート、タミフル