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NEC/RFIDを活用した乗船システム受注

2006年01月22日/IT・機器

NECの東南アジア地域の販売統括法人であるNEC Solutions Asia Pacific Pte.Ltd.(以下:NECSAP)、アジア最大手のフェリー・クルーズターミナル運営のSingapore Cruise Centre Pte.Ltd.社(以下:シンガポールクルーズセンター社)からアジア環太平洋初の乗船時の搭乗券にRFIDを活用した新システムを受注した。

受注金額は、250万シンガポールドル(約1.7億円)。

システムは、フェリーターミナルでRFIDを組込んだ搭乗券を発行し、乗船時に回収することで、乗船までの手続きを簡素化するとともに、乗客の乗船状況を瞬時に確認することが可能となる。

船舶ターミナル運営の効率化(生産性の増加)、顧客サービスの向上(乗客への接客業務の増進)、およびセキュリティ強化(乗客の整理-管理)が可能になり、近年の旅客運行における確実な安全性のニーズに対応することができるようになる。

NECは昨年、NECSAPを核とした東南アジアにおける、RFIDの普及・促進を図るための海外初のRFID技術センタ-を設立し、地域のハブとしてRFID事業活動をしている。

RFIDはタグを添付した対象物の情報が遠隔から瞬時に把握出来るため、入場管理のほか、流通・製造業での商品管理、物流管理、顧客管理など幅広い分野に大きな需要が見込まれている。

NECでは、RFIDを利用したソリューション事業をアジアで展開し、サプライチェーンマネジメントや物流管理、書類管理等の導入実績を有している。

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