日本ハム（株）は6月30日、生産拠点再編のため大阪北と和歌山両工場のハム・ソーセージ工場の操業を終了する。
同社では、グローバル競争を勝ち抜くため、コスト競争力の強化、高付加価値商品の開発によるシェアアップが不可避な状況となっており、静岡日本ハム（株）、小野工場と茨城工場新棟の最新鋭工場建設などにより、効率的な生産体制を整備した。
今後もその取り組みは継続するが、大阪北と和歌山両工場は、立地条件などの理由により大幅な改修・拡張も困難であるため、生産を国内各工場に移管し、工場跡地は、高級惣菜の製造、食肉事業の拡大などグループ内での有効活用を検討する。
両工場の概要
大阪北工場
住所：大阪府大阪市西淀川区竹島5－9－32
敷地面積9,117㎡
操業開始年月：昭和31年4月
主たる製造品目：ハム・ソーセージ
従業員数63名(平成17年12月末現在)
和歌山工場
住所：和歌山県和歌山市中之島327
敷地面積17,130㎡
操業開始年月：昭和37年4月
主たる製造品目：ハム・ソーセージ
ハム・ソーセージ
従業員数264名(平成17年12月末現在)
