住友金属鉱山(株)は、大型TFT液晶ドライバIC実装基板材料の分野で独占的なシェアを有する「2層めっき基板(について、本年度約82億円の設備投資に引き続き、2006年度に約70億円を投じて愛媛県新居浜市に新工場を建設する。
2005年度末の年間生産能力は460万㎡だが、今回の計画でこれを2006年度末までに650万㎡に引上げる。
同社は、大型TFT液晶用COF基板材料のトップメーカーとしてさらに事業拡大を図るため、従来の製造2拠点(磯浦工場および新居浜電子(株)(いずれも愛媛県新居浜市))に加えて、新たに新居浜市内の同社所有地(新居浜市王子町)に新工場を建設し、増産を図る。
新工場は、2006年2月に着工し、同年10月からの稼動を予定している。新工場の運営は、100%子会社、新居浜電子(株)が製造する。
新工場の概要
所在地:愛媛県新居浜市王子町乙1961-1
敷地面積:19,850㎡
建物概要:鉄骨2階建て延床面積7,200㎡