ユーザックシステム（株）は1月26日、企業間や企業内で発生するデータを変換し、システム連携を容易にするソフトウェア「TranSpeed（トランスピード）」を開発し、発売を開始した。
取引先企業とのEDIが多様化し、各企業におけるシステム化対応も複雑になっている。特に取引先ごとに異なるファイルレイアウトの変換プログラムの開発とメンテナンス、企業内の他システムへのデータ連携は、システム担当者にとって大きな負担となっている。
このようなデータのレイアウト変換作業は、データの種類が増えるごとにプログラムを開発する必要があるため、開発コストがかさむだけでなく、ドキュメントが残ってないなどの理由でメンテナンスがしにくいなど、自社で開発するには多くの問題があったが、データ変換に関する課題を解決するため、使いやすさ、導入のしやすさを重視したデータ変換ツール「TranSpeed」を開発したもの。
TranSpeedの特徴
1.豊富な変換ロジック
単純なレイアウト変更だけでなく、豊富な変換ロジックを用意。
例 ： マスタ参照、条件判断、集計、演算など
2.マルチDB対応
テキスト形式（固定長、CSV）のデータ変換に加え、Oracle、MySQL、PostgreSQL、SQL Server、AccessといったDBに対する操作も直接行え、データ操作の汎用ツールとして幅広く利用。
3.使いやすい操作性
変換ルール（データマッピングなど）を直感的に設定できるため、開発工数の削減を実現。
例 ： マッピング設定画面（別ウィンドウで表示）
TranSpeedのご利用例
・お得意先のWebEDIサイトから受信した受注データを変換し基幹システムに取り込む。
・ グループ会社の各種データを基幹システムに取り込む
・ 営業部門に対して販売実績データを提供する
・ 受注システムと物流システムを連携する
・ ＥＲＰパッケージベンダーにおいて汎用データ連携ツールとして利用する
各得意先のWebサイトからダウンロードした受注データの変換や基幹システムとの連携を、効率的に実現できます。
価格
TranSpeed 開発版ライセンス 840,000円（税込）
TranSpeed 実行版ライセンス 52,500円（税込）
販売目標
初年度500本
問合せ
ユーザックシステム(株)
マーケティング本部
小ノ島
Tel03-3523-0808
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