米国マニュジスティックス社は、イギリスのスーパーマーケットチェーン大手のサマーフィールドグループがマニュジスティックスの価格最適化ソリューションを導入中であることを発表した。
サマーフィールドグループは、傘下にサマーフィールドとKwik Saveブランドの食品スーパーを持ち、イギリス国内に、両ブランドを合わせて1,224店舗を展開し、ソフトウェアから導入、データセンターにおける運用サービスまで、トータルなソリューションを提供できることから、マニュジスティックスを選択した。
サマーフィールドグループのスーパーマーケットは特売主導のビジネスが主体となっているが、ECRヨーロッパが発表した、販促品の欠品率が非販促品の欠品率より最大で75％も高くなるという研究を知り、この点が同グループのサプライチェーンに大きな影響を与えているということを認識した。
同グループは、2004年5月からマニュジスティックスと共に、販促政策の予測精度を高める検証を開始し、現在は、プロジェクトの第一段階の導入作業中。
マニュジスティックス社流通・小売担当グループバイスプレジデントのステファンポプラウスキーは「競争が激化している今日の小売市場において、小売業者は、販促が売上を推進する鍵であることを十分理解している。マニュジスティックスのソリューションは、小売業者が、販促政策を最適化し、売上と利益のバランスを取ることを可能にし、欠品率や在庫を削減したり、セールスを促進しながら利益も確保するような販促価格の設定なども支援する」と説明している。
マニュジスティックスソリューションは、同グループにおいて、在庫や欠品率を削減し、販促効果を高めることができるものと期待され、販促の予測にかかる時間を短縮し、セールスと顧客反応との相関を店舗・商品毎に解明し、将来の販促の収益性を可視化することも可能にする。
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