UPSは今年中に、新型のハイブリッド電動トラック(HEV)50台、低排気ガス型トラック4,100台をそれぞれ自社輸送ネットワークに加える。
加わるHEVは2種類あり、購入先はインターナショナル・トラック・アンド・エンジン・アンド・フレートライナー(LLC)。いずれもリチウムイオン電池を使用し、以前のタイプよりも燃費効率が高く、再充電も迅速にできるタイプという。外装色はUPS車両の特徴でもある茶色を使用する。
HEVはことし7月にまず、既に10,000台以上の低排気ガス型トラックが稼動中のダラス地区に配備する。
UPSは「最新型のHEVは、燃費効率が35%ほど高くなっている。HEVの研究開発には8年以上関わっているが、この車両は燃料への依存度を減らし、温室効果ガスの排出削減にも寄与する」と強調している。
一方、4,100台の低排気型ガスのトラックも、間もなく引退する既存トラックに比べて15%ほど燃費効率が高いとしている。
これらの新車両導入により、UPSは今後1年間に、二酸化炭素の排出量を16,000トン少なくさせるという。(翻訳)