（株）クリムゾンは、平成18年1月期決算短信（非連結）の中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題で、物流業務の効率化と再構築を掲げている。
同社では主に中国から商品を輸入し、国内ジーニングカジュアル専門店、総合スーパー等の卸売先と自社直営店で商品を販売しているが、商品の発注から卸売先と自社直営店までの納品を含めた物流業務の標準化、システム化により物流業務を効率化し再構築を進め、物流費の低減を計ってお、中国における物流業務委託の確立に努めている。
また、新基幹システムの構築として、利益体質をさらに強固なものにするため業務の見直しと標準化を継続的に行い効率性を高めるとともに、従来の販売管理システムを刷新し、マーケットの変化に素早く対応できる情報提供機能を強化するため、新基幹システムの開発と導入を推進するとしている。
次期の見通しでも、卸売事業の競争力強化とライセンス事業の拡充、SPA業態の店舗網拡大と収益力の強化、中国物流システムの確立、新基幹システムの構築等を進め、経営基盤の強化を進めるとしている。
