丸全昭和運輸(株)は中期計画「MLP-1000計画」(2006年4月1日~2009年3月31日)を発表した。
経営方針では、営業力と現場力を強化し、既存業務とともに、3PL事業の拡販により売上を拡大する。グローバルな視点で、ロジスティクスを企画・提案・運営できる人財を育成する。グループ経営の観点から経営効率化とコストダウンを追及することにより企業基盤を強化する。リスク管理体制、コンプライアンス体制、内部監査体制の強化により、CSRを推進する。
収益目標は2009年3月期で、売上高1000億円、経常利益45億円。
重点施策
1.売上の拡大
コア・コンピタンスの拡販と開発
・既存業務の拡大
・3PL事業の拡販と機能拡充
・グローバル物流事業の強化
・新たなコア・コンピタンスの開発と拡販
営業力(提案力)の強化
M&Aによる事業の拡大
2.人財の育成
・高度な物流知識と企画提案能力を持つ挑戦的な営業マンの確保と育成
・ビジネス語学力(特に英語、中国語)を有する人財の確保と育成
・中間管理職・現場管理職の育成
・人事制度の見直しによる人財の活性化
3.企業基盤の強化
グループ経営の強化
・組織、機構の見直し
市場競争力があるコスト構造の確立
現場力の強化
情報インフラの整備拡充
財務体質の強化
4.CSRの推進
安全体制の確立
・安全に対する“見える化”運動の実施
環境保全活動の推進
・環境にやさしい物流商品の提唱
・エコドライブ、グリーン調達、3R推進
コーポレート・ガバナンスの強化
・内部統制システムの確立