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ニューシティ/大黒埠頭に12万坪の物流センター建設

2006年04月06日/物流施設

不動産マーチャント・バンク(株)ニューシティコーポレーションは、コスモ石油(株)より横浜港の大黒埠頭近くの敷地(面積228,513.56㎡、約69,125.25坪、所在地:神奈川県横浜市鶴見区)を購入し、2013年までに最新鋭設備を擁する国内最大規模の“大黒物流センター(仮称)”を建設すると発表した。

大黒物流センターは、5階建ての物流用コンプレックス6棟から構成し、総延床面積411,822.40㎡と日本最大規模を誇る総合物流配送センター。プロジェクトの予定総投資額は約817億円で、4期に分けて順次建設を進める。

2007年4月に着工し、2008年春に第1期竣工、2013年4月に最終第4期を竣工予定で、各工期の竣工に伴い順次、賃貸用物流スペースをテナント企業に提供する。現在テナント企業を募集中で、既に一部テナント企業が決定している。

同センターは、東京湾岸道路の大黒パーキングエリア脇に建設され、横浜港や東京湾、羽田空港など主要交通拠点へのアクセスも容易で、横浜や川崎など、首都圏の消費者密集エリアにも近く、また京浜工業地帯にも隣接しており、物流拠点としてのこれらの好立地条件が最大のメリットとなっている。

当該用地は、(株)ニューシティコーポレーションが3月31日、コスモ石油(株)が、横浜製油所跡地を購入したもの。

旧アジア石油が横浜製油所として昭和27年10月から操業を開始し、その後工場の増設を行なった結果、敷地が最大で121,301坪となった。その後、旧アジア石油とコスモ石油との合併を経て、順次敷地を売却し、平成元年2月には製油所としての全面機能を停止。平成2年8月の解体工事完了後は、遊休資産として有効利用の方法を模索していた。

コスモ石油では、今回の売却により、固定資産の圧縮ならびに財務体質の改善がはかられるとともに、今後も財務体質の改善のために既存資産の効率化を進める。

概要
所在地:神奈川県横浜市鶴見区大黒町
建設期間:2007年4月着工、2013年4月竣工予定
総投資額:約817億円
建物概要:敷地面積228,513.56㎡(約69,125.25坪)
延床面積:411,822.40㎡(約124,576.27坪)
建物構造:鉄骨造地上5階建

問い合わせ
(株)ニューシティコーポレーション
鈴木雅弘
TEL 03-6229-5037
m-suzuki@newcitycorp.co.jp


大黒物流センター(仮称)の完成イメージ

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