米GXS,Inc.は、同社の日本法人とGインターナショナル（株）（IBMの旧EDI・BES部門）との合併と、GXS（株）（東京都港区）の強化を発表し、日本市場における同社のソリューションのさらなる普及と事業拡大を狙う。
合併は4月30日をもって完了の予定で、Gインターナショナル（株）の全従業員と全てのサービスは、合併後の存続会社となるGXS（株）に継承する。
これによって、GXSの顧客は1,500社以上に、さらに顧客の取引先としてGXSのサービスを利用する企業は3,000社以上になり、合併により、GXSは国内最大手の企業間電子商取引ソリューション・プロバイダーとなる。
米Gインターナショナル社は、GXSの主要株主でもあるフランシスコ・パートナーズ社がIBM社の旧EDI・BES事業部門等を買収し、設立した会社で、フランシスコ・パートナーズ社は、これら事業部門の買収時に、GXSとの合併によって同社のB2B統合サービスやオンデマンドSCMソリューションでのリーダーシップをさらに強化する意向を表明していた。
今回の合併により、GXS（株）はGインターナショナル（株）から強固なチャネル網を引き継ぐことで、国内中小企業への営業ルートを拡大し、自動車、ハイテク・製造、小売・消費財の各市場により深く浸透する。
また同社はGインターナショナル（株）の約1,000社の顧客が使用していたIEプラットフォームを自社のGXS Trading Gridと統合し、世界最大の電子商取引コミュニティが持つ最新の機能や利便性を日本の顧客に提供する。
下記アドレスを参照。
http://www.gxs.com/jp
