三菱製紙は9月7日、連結子会社であるミツビシ・ハイテク・ペーパー・ビーレフェルト(MPB)とミツビシ・ハイテク・ペーパー・フレンスブルク(MPF)が10月末日で合併し、商号を変更すると発表した。
グループは、2009年からドイツ事業の再構築に着手し、生産設備の集約、要員の合理化、生産銘柄の見直し等、抜本的リストラクチャリングを実施した。さらに、ドイツ事業のさまざまな諸施策に取り組んだ結果、下期から業績が回復し、黒字化を達成した。
一層の効率化を進め、収益基盤を磐石にすることを目的として、MPBとMPFを合併し、商号変更することを決めた。
新商号は、三菱ハイテクペーパーヨーロッパ。主な事業は情報用紙の製造と販売。