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伊藤忠食品/共同配送センターの物流形態変更で採算悪化

2006年05月11日/物流施設

伊藤忠食品(株)は平成18年9月期の連結業績予想を下方修正した。

中間期(平成17年10月1日~平成18年3月31日)で、売上高が9,090百万円減の269,510百万円、経常利益2,900百万円(390百万円減)、通期(平成17年10月1日~平成18年9月30日)では売上高559,730百万円(16,570百万円減)、経常利益5,770百万円(730百万円減)に修正した。

修正理由について、中間期では、売上高が、量販店やコンビニエンスストア向け売上高が予想通り見込めず、更に新規外食産業との取組みが出来なかったことにより当初予想を達成できなかったが、前年の数字は維持できた。

経常利益は売上伸長の低迷・利益率低下の影響を管理費の削減により吸収に努めたが、共同配送センターの物流形態変更に伴う採算悪化もあり当初予想を修正した。

純利益は、非効率・非コア事業に係わる固定資産および有価証券を処分し16億円を超える特別利益を計上したことから修正した。

通期でも、売上高および経常利益は、共同配送センターの採算改善は目処がつきつつあるが、売上高の趨勢は中間期と変わらぬことから、当初予想を下回る見通し。

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