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日本貨物鉄道/平成17年度決算

2006年05月22日/未分類

日本貨物鉄道(株)の平成17年度決算の業績の概要は、下記の通り。

当期は、平成19年度までの3ヵ年を計画期間とする中期経営計画「ニューストリーム2007」の初年度であり、モーダルシフトの担い手としてお客様から選択される輸送サービスを提供するため、安全の徹底をはじめ「21世紀型の鉄道貨物輸送」の構築を目指した諸施策を推進した。

鉄道事業は、安全に対する社会的要請が一層強くなっていることを重く受け止め、これまでの取り組みをさらに強化し、安全を最優先とする職場風土の確立に努めるとともに、ハード・ソフト両面にわたる安全対策を推進した。

平成18年3月には全国的なダイヤ改正を実施し、会社発足以来、最大規模のコンテナ輸送力を設定した。ITを活用した新しいコンテナ輸送サービスを実現すべく開発を進めてきた「IT-FRENS&TRACE」システムの全面稼動を実現した。

記録的な寒波・豪雪に見舞われた年末年始に石油列車等の大規模な復活運転を実施するなどお客様のニーズに適合した輸送力の提供に努めたが、度重なる自然災害等による列車遅延・運休の多発により、定時性・安定性に対する信頼が低下し、積合せ貨物等について低調に推移した。

これらの結果、コンテナ貨物の輸送量は2,235万トン(前期比1.7%増)となり、車扱貨物の輸送量は1,476万トン(2.1%減)となりました。輸送量合計は3,711万トン(0.2%増)となり、運輸収入は1,269億円(0.2%増)。

開発・関連事業(省略)

グループ経営の推進にあたって、「JR貨物グループ理念」を策定し、鉄道貨物輸送を中心とした総合物流企業グループとして一体感の醸成を図った。

これらの結果、営業収益は1,647億円(1.9%増)となり、営業利益は35億円(3.8%増)。営業外損益を加減した経常利益は14億円(3.3%増)となり、さらに特別損益、法人税等を加減した当期純利益は18億円(169.0%増)。

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