（株）バイタルネットは、平成18年3月期決算短信（連結）の中期的な経営戦略で、物流･管理関連について、平成16年4月に一般用医薬品の物流業務を外部委託によって、各物流センターに分散して在庫されていた一般用医薬品が一元管理され、業務効率が大きく向上したという。
平成16年6月、各物流センターにおける医療用医薬品のバックヤード機能を大幅に強化し、社内の商品の流れを簡素化した。
また、機器診断薬関係の業務と在庫の集約を進め、57期末までに宮城県、山形県、福島県、新潟県の集約が完了している。
58期以降も引き続きその他の地域の集約を進めている。
支店倉庫内の業務の一部を当社の子会社である（株）バイタルエクスプレス、（株）バイタルエクスプレス秋田、（株）バイタルエクスプレス山形及び（株）バイタルエクスプレス新潟へ委託することで、企業グループとしての効率化を推進したという。
経営成績では、物流関連について、刷新された基幹システムを最大限に活用し、より一層の物流機能の高度化を進めた。
具体的には、医療用医薬品のバックヤード対象アイテムの増加や機器診断薬関係の業務と在庫の集約などを実施するとともに、物流センターと支店のより効率的な連携を推進することで低水準の在庫月数を維持しながらの品切れ率低下という顧客サービスの向上を実現したという。
