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ハリマ共和物産/3PLを本格化

2006年05月22日/3PL・物流企業

ハリマ共和物産(株)は、平成18年3月期決算短信(連結)中長期的な経営戦略で、同業他社との差別化(競争優位)を図るため、異業種も含めた物流戦略として商品調達から小売店頭までをより効率的、より合理的にトータル物流を行う3PLを開発・推進し、事業展開を本格化するとしている。

会社の対処すべき課題では、3PL部門について、最新設備を導入する福崎物流センター(敷地面積52,830㎡、床面積24,509㎡)の稼動と滋賀センターの第2期工事により、増加する受託物量への対応を完成させるとともに、中国での店別ピッキング実施に試験的に取り組むなど、高品質を維持しつつ、更なる生産性の向上が図れる方策を構築し、より一層の収益性の向上に努めるという。

物流部門((株)ブルーム)では、全国物流ネットワーク(宮城、下妻、滋賀、長岡京、高槻、神戸、姫路、鳥栖の各物流センターを拠点とした北海道~九州までの輸送体制)を有効活用し、受託物流業務の獲得に注力するとしている。

経営成績では、3PL部門について、増加する物量に対応するため、既存の滋賀センターを拡張、最新式仕分け機器を導入し、高品質・高生産性の受託物流の具現化に注力した。また、前期に認可を受けた神戸保税蔵置場での業務を本格的にスタートした。

その結果、受託物流売上高2,957百万円(前期比11.1%増)。

物流部門(子会社(株)ブルーム)は、全国8つの物流センター(宮城・下妻・滋賀・長岡京・高槻・神戸・姫路・鳥栖)での受託物流業務および、それぞれのセンターを拠点に全国を結ぶ全国物流ネットワークの活用に注力した。その結果、当期における受託物量は、売上高1,124百万円(前期比10.0%増)。

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