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プロロジス/プロロジスパーク東京2竣工

2006年05月24日/物流施設

プロロジスは5月23日、マルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパーク東京2(ツー)」が竣工した。

プロロジスパーク東京2は、東京都内におけるプロロジスパークとしては最大規模で、敷地面積31,998㎡、延床面積102,918㎡。

地上7階建、1階から6階までの各階へ40フィートコンテナトラックが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り用・下り用)備えた、複数企業が利用できるマルチテナント型物流施設として、同社の持つ最新の物流施設開発ノウハウを駆使し、人と物品の安全を地震などの災害から確保すると同時に持続可能性を保持し、様々な企業の物流施設ニーズにきめ細やかに応えることをコンセプトに設計した。

各フロアには24台の大型・小型貨物車両が接車可能なトラックバースを設置、有効高を5.5から6.0メートルに設定し、2.5トン用フォークリフトによるコンテナ作業および荷貨物の迅速な出入庫を可能にした。

特徴として、倉庫スペースは、利用企業のニーズに応じ、1フロアにつき5,000坪(約16,500㎡)から1,500坪(約5,000㎡)クラスの賃貸スペースを提供できる。

各フロア内の倉庫スペース仕切り壁にシャッターを多用することで、ベルトコンベアなどの搬送機器、その他マテハン機器がフロアの仕切り壁に邪魔されることなく、倉庫スペースをより有効活用できるレイアウトデザインを可能とし、流通加工も行える物流センターとしての汎用性を最大限まで高め、最大の作業効率化を実現している。

外壁には、サンドイッチパネルを採用することにより、省エネルギー効果の高い優れた断熱性と耐久性、美しい外観を備えると共にメンテナンスフリーを実現した。

建築構造には、最新の免震構造とプレキャスト・コンクリート工法(PC工法)を採用し、地震発生時に従業員の方々の安全を確保し、荷崩れを防ぎ、保管物を保護できることに加え、建築コストの削減、柱梁サイズの縮小化を行い、倉庫スペースの有効活用面積の拡大を実現した。

このPC工法を採用することで、自然環境への負荷を大幅に軽減し、年間10パーセント以上の二酸化炭素排出量を削減できるとともに、地球温暖化やヒートアイランド現象へ対応するため屋上緑化を行い、景観を高める沿道緑地帯を充実させた。

各階には最新のITインフラ設備を持つオフィススペース、1階には24時間体制で稼働する中央管理センターなど高いセキュリティ機能を装備、休憩スペースやレストラン、売店などアメニティ施設も併設するなど、従業員がより働きやすい環境を提供する。

江東区新砂内、首都高速湾岸線へ約3km、東京都心部へ約7km、東西線南砂町駅から徒歩約10分の場所に立地しており、従業員の通勤に至便なことから、人材の確保にも有利であり、東京都心部への物流を担う企業のみならず、3PL企業や各種メーカーにとって国内また海外をカバーできる効率的な物流拠点として非常に優れた立地メリットを備えている。

「プロロジスパーク東京Ⅱ(ツー)」概要
名称:プロロジスパーク東京Ⅱ
所在地:東京都江東区新砂3-4-11
敷地面積31,998m2(約9,679坪)
延床面積102,918m2(約31,132坪)
構造:鉄筋コンクリート造(プレキャスト・コンクリート工法)免震構造
地上7階建塔屋1階
着工:2005年4月8日
竣工:2006年5月23日

なお、5月23日に行われた竣工式には、入居予定のエスティローダーグループオブカンパニーズ(株)、ヤマトロジスティクス(株)、(株)三越が出席した。

問い合わせ
プロロジス
Tel:0120-226-0460
inquiry@prologis.co.jp


プロロジスパーク東京2(上)
竣工式で挨拶するエスティ ローダー グループ オブ カンパニーズのS・マーク ルミス社長(下)

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