郵船航空サービス（株）（以下：YAS）とヤマトロジスティクス（株）（以下：YLC）は6月12日、5月に締結した基本合意書に基づき、YAS本社内に業務提携推進事務局室を設置し、業務を開始した。
これに先立ち、日本郵船（株）、YAS、ヤマトホールディングス（株）、YLCの代表団が、ニューヨーク、ロサンゼルス、上海、シンガポール、アムステルダム、ロンドンの世界6ヶ所のグループ会社を周り、総勢約150名の現地責任者に対し、業務提携の説明会を行なった。
事務局室にはYASの中川（上席調査役）とYLCの原（業務推進担当・シニアマネージャー）が常駐する他、両社から10名ずつのプロジェクトチームメンバーとワーキングメンバーが選任されている。
今後、両社の経営資源やインフラのデータ整理と共に、Co-Loadや年内に設立される共同事業会社の具体的なマスタープラン作りを行ない、業務提携の具体化を推進する。
YAS中川は、「世界の物流環境を取り巻く変化はかつてないスピードと規模で変革が進んでいる。今回の両社の提携を通じて、常にGlobal物流の最先端にあり、お客様・社会に役立つことを念頭に、この提携関係を有意義なものにしていきたい」と述べている。
また、ＹＬＣ原は「今回の業務提携を実効あるものにし、かつシナジー効果により双方のお客様に対しこれまで以上に高品質で競争力のあるサービスを提供できる土台作りに参画できることを光栄と思い、その早期実現に向け最大限の努力をしたい」を抱負を語っている。
